近畿大学医学部堺病院は平成１１年３月に堺市原山台で開院されました。前教授ならびに前院長の秋山隆弘先生が中心となり、ご専門である腎移植を積極的に行い、現在まで100例以上の件数を数えるに至りました。現在は西岡伯教授・副院長をリーダーとして、泌尿器科医は4名と決して大所帯ではありませんが、西岡先生の人柄で一致団結し和気あいあいとしたチーム医療が行えていると自負しております。また、月に1回、腎マンスリーミーティングとして、泌尿器科医・腎臓内科医だけでなく看護部や透析室スタッフ、栄養士、薬剤師を交えたカンファレンスが行われており今後施行予定の腎移植に関して情報共有を行うようにしています。もちろん、移植以外にも腹腔鏡手術や膀胱全摘尿路変更など悪性腫瘍に対する手術も多数行われています。