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    米国癌シンポジウム

    2016/02/07

    米国癌シンポジウム(ASCO-GU) 2016に参加しました

    永井 康晴

     米国はサンフランシスコにて1月7日から9日まで開催されたThe 2016 ASCO Genitourinary Cancers Symposium(ASCO-GU 2016)に参加させていただきました。

     6日夕に私を含め6名で伊丹空港を出発し、羽田の深夜便にてサンフランスシスコに到着しました。到着後現地は夕方で、皆でファミリーレストランのようなところで食事をとった後に解散しました。サンスランシスコのヒルトンに宿泊しましたが、ホテルの道一本奥の通りの地区は治安が悪いとのことで絶対立ち入ってはいけないとガイドさんに教わりました。

     7日当日は朝7時から会場しており7時45分からセッション1開始と、早朝からのタイムテーブルでした。時差ボケの影響か朝の5時に目がさめ、ホテル周辺を散歩していると、非常に大きなガタイの黒人(30歳くらい190cm弱 90kg前後?)、が気味の悪いくらいの笑顔で何か早口で話ながらよってきました。無視して方向を変えても追いかけてきます。走って逃げると途中まで走っておいかけてきましたが、やがて諦めて他の人に積極的に話しかけています。朝5時からのテンションの高さにアメリカの文化を感じました。怖かったので写真はありません。

     7時に会場入りしたところ、すでに非常に多くの参加者が来ていました。

     

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    日本の学会と異なり、セッションは全て縦一列のスケジュールで、ひとつの大きな部屋で進行していきます。休憩所は全てフリードリンクでして気前のよさを感じました。

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     初日は前立腺癌、2日目が尿路上皮癌、陰茎癌、3日目が腎癌でした。演者の先生方が非常に早口の英語で熱弁しておりました。3日間で泌尿器科癌の最新のレクチャーを受けられる企画は非常に興味深く勉強となりました。日本でもこのような教育講演があればいいのにと米国がうらやましく思いました。

     昼と夕にポスターセッションがあり、当科から野澤先生が発表されました。夕方のポスターセッションではフリードリンクのコーナーにワイン等のアルコールが登場しており、日本と米国の文化の差を感じました。アルコール入ったほうが、口が滑らかになるということでしょうか。ポスターは単一施設では不可能な非常に規模の大きいstudyから小規模のstudyまで混在しており、今後の学術活動へのモチベーションが非常にUPしました。

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     夜にはサンフランシスコ市内を観光しました。型どおりケーブルカーに乗れたのでテンションがあがりました。街ではちょいちょいミュージシャンが演奏しており、気になったサックスプレイヤーと記念撮影しました。

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     今回ASCO-GUに参加させていただいて非常に多くの刺激をもらいました。日々の臨床を頑張りつつも、いつかは自分も発表として参加できれば!と思いました。連れて行っていただいた先生方、また参加を許していただいて先生方ありがとうございました。

     

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